テキストサイズ

Can I believe you ?

第1章 高校時代

雨の日…

私【谷口 瑠美(たにぐち るみ)】は、
部活の終了時間が遅くなり、片付けが
長びき、まだ学校の下駄箱にいた。

『あっちゃー。雨だぁ…
傘持ってきてないんだよなぁ…』

そのとき、

バサっ。

と傘を広げる音がした。

『よかったら、入ってく?
俺、駅までだけど…』

と、声をかけてくれたのは、
同じバスケ部の二年 坂宮陸斗(さかみや りくと)
だった。

私はそのバスケ部のマネージャーをしている。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ