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小さな秘密

第4章 小さなカップル

「そこ痛いよぉ…っ」


「我慢して!すぐ気持ち良くなるから」



放課後の図書室。
本棚の奥にある絨毯のスペースに横になる。

中央にある丸いテーブルの上には、置き忘れたのか本が何冊か乗っかっていた。

「うぅぅっ……痛っ……ふぇっ…」


美羽はこんなに痛い事、
本当にしたの?
指だけでも痛いのに
壱輝のおちんちんなんて絶対に入らないよぉ。


ようやく入った人差し指が出たり入ったりを繰り返す。

「栞、大丈夫?」


「はあう…大丈夫なわけないっ、でしょ」


「でも、なんか出し入れしやすくなって来たよ?」


確かに少し楽になった気がした。
そして壱輝が指を動かす度にクチュクチュと水音が聞こえ始める。


「いつ………き?」

「なぁに?」


「ちょっぴり痛いけど、何か気持ち良いかも…」


「もっと気持ち良くなれるよ」


壱輝はそういってクリを優しく舐めはじめた。


「んくっ……ふあぁっ…」

「栞、俺の指に吸い付いた」


テーブルの足にしがみつく手に力が入りミシミシと音をたて、小さく揺れた。

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