テキストサイズ

小さな秘密

第7章 鏡みろよ!

ママと一緒なら安心だよね!

顎まで浸かってココナッツの香りの入浴剤に癒されながら、のんびりお風呂を満喫していた。


「栞いつまで入ってんだよ?」


「あっ!お兄ちゃんごめんね?もう上がるね」


「別に良いんだ。一緒に入るから」



お兄ちゃんはそう言って
裸で中に入ってきた。


「……え?えぇ?」

「何?ダメだった?」


「ダメ…じゃな、んん……」


まさかお風呂で
こんなに事になるとは想像もつかなかった。

やっぱりお兄ちゃんには敵わないんだな…。


「昔もこうやって一緒に入ったよな!」


お兄ちゃんが浴槽に入ると一気にお湯が減ってしまった。


「あっお湯がぁ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ