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小さな秘密

第7章 鏡みろよ!

そう言ってシャワーをクリにあて湯を出した。


「だめっ…お兄ちゃんっ!…イっちゃうよぉ」


「いまイったばかりなのに?」


お兄ちゃんはニヤリと口元を緩め、シャワーの勢いを1番強くして、グリグリと押し当てて来た。


「やあぁっ!!だめぇーっ」


もはや鏡を見る余裕なんてない。
足がガクガクして立っているのもやっとだった。

私がイクのを確認すると
泡をすべて流してシャワーを止めた。


「一つ目のお仕置き終わり!次は兄ちゃんの部屋だよ」


お兄ちゃんのお許しが出てやっとお風呂から出られた。
タオルで体を拭いているとある事に気がついた。


用意した下着と服が見当たらない…?

お兄ちゃんだ。
どこかに隠したんだ…


仕方なくバスタオルを巻いて自分の部屋に向かった。

けど、簡単に入れる訳もなく……

ドアの前には宏樹君が立っていた。

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