チャラいギャルはどこまでも??
第3章 久々の集会
愁side*
くそっ…大和め……
俺でさえも抱きつかれたことねぇのに、ふざけんなよっ…
莉架も幸せそうな顔してるし…
なんかすげーむかつく…
「しゅーうー」
大和は莉架を置いて歩いてきて
俺の隣に来た。
「大和…莉架が寂しがってんぞ」
「ははっ、なんでよ」
「……別に」
はぁ…大和は莉架の初恋相手だから
あんま近寄らせたくない…
って、俺なに言ってんだ!?
「愁、俺さ」
「あ?」
「莉架のこと好きなんだよね、昔から」
大和は俺をじっと見て
不適に笑う……
好き…?
大和が、莉架を………
何この感情、
めっちゃ胸苦しい…
俺……
莉架のこと好きなのかな