チャラいギャルはどこまでも??
第3章 久々の集会
大和side
愁がわりぃわりぃと言いながら
不機嫌そうな莉架の手を引っ張って
アウトドア用のイスに莉架を座らせた
ちっ…
2人で仲良く何やってんだよ…
「あ?大和、肉焼けてねぇじゃん」
愁、肉焼けたってお前と莉架を離させるためについた嘘だよ?
「あ?焼けてるし」
肉も空気読んだのか、
ちゃんとカルビは焼けた。
「あ、わり。ほら莉架~肉だぞ~」
「…んゃっ、先輩やだ触んないで」
「そんなこと言ってー。
この肉俺が食っちゃうよ?あー…」
「ちょ!あたしが食べるの!」
「素直に言えよなー。ほら、あーん」
「あー…、…うっま!」
「ははっ!莉架、何食う?
肉取ってやるよ」
「えっとねー…」
いちゃつく(?)莉架と愁にむかついて
俺はただ肉をひっくり返し続けた(笑)