チャラいギャルはどこまでも??
第3章 久々の集会
「……………とさん?……やまとさん?」
ビクッ!!
浜崎の声で俺は現実に戻され、
また準備を始めた。
「大丈夫っすか?ぼーっとして」
「おぉ、大丈夫大丈夫!
次愁の家で飲むんだけどよ、
浜崎来れるか?」
「もちみんな付き合わせて頂きますよ!」
ははっ、と笑ってまた愁と莉架に
目を移した。
「先輩寒い!」
「えっ、大丈夫か莉架??」
「隙ありぃ!」
「つめてっ!!」
しばらく声を掛けられずに、
ただぼーっとベンチに座り
足を組んで見つめていた。