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愛のかけら

第3章 隣で愛して

「お気づきですか?心配しました」
きゅっと優しいてのぬくもりにまたも体温が・・

誰か私に水をかけてぇぇ~

内心パニック!?でも、私・・こんなキャラじゃないのよ?

「相模・・もぅ平気、手、離して」
「もう大丈夫なのですか?」
顔を覗き込む相模・・やめてぇ~、何かまた心臓がぁぁぁ~

「平気だって言ってるの。さっ、手を離して」
なかなか離されない手にますますドキドキして、かといって無理に離せない~~何!?なんの仕打ちぃ~??

「次からは具合が悪いときは直ぐに教えてください」
「わっ・・わかったから」
本気で心配しているのが分かるほどの真剣な瞳から目を逸らした

ヤバいって!その表情(かお)
沈まれぇ~沈まれ心臓ぉ~

「相模・・ちょっと独りにしてよ」
「何故です?」
「なっ・・・何故って・・」
いいから・・行ってよぅ~・・
「明確な理由もなしに、先まで倒れていた愛様をお一人にはしかねます」
しかねますって・・

嫌、確かに独りになったことなんて一度もないから変なんだけど・・
身が持たない!間が持たないんだってぇ~・・

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