テキストサイズ

恋した相手は痴漢です

第1章 契約

「じゃあ・・脱いでよ。制服のままだし」
「えっ!?いやっ・・あの・・」
「どうしたの?」
さも、当たり前のように軽く言われ、しどろもどろな優愛

「キッ着替えは?」
「ないない。あはは。おもしろいこと言うね」
何故か愉しげな遥

ボー然とする優愛

「脱がす?」
またも困惑させられる

ゆっくり意を決したようにニットカーディガンを脱ぎ、それを手にしたままどうしていいかオロオロしだす

「はい。貰うよ」
にっこり屈託ない笑みで手を差し伸べる遥

おずおず渡す優愛、遥は畳むわけでもなくそのままゆっくり床に置いた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ