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恋した相手は痴漢です

第3章 愛し方

その数日後にショックを通り越す出来事が起きた

「ただぃまぁ~」
「あっおかっ・・・!?」
ふわふわの長い髪とくりっと大きな瞳の女の子・・
あのショーウィンドウで一緒に歩いていた女の子が遥の隣で笑っている

突然の状況に分けがわからない優愛は最後まで言葉を紡げず立ちすくむ

「小鳥がうるさくて、ついて来ちゃった」
ことり?・・どこからみても人間の女の子をため息混じりに説明した遥

無言の優愛

「遥様ったらひっどぉい!愛理って呼んでぇ~」
噛み合わない発言に絶句するしかない

どう反応すべきか・・固まったまま動けない

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