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訳わからないままその場は遥がお人形・・小鳥・・いや、愛理を帰るように説得し、だだをこねながら渋々帰って行った

２人に沈黙が流れる

「あれ？怒ってるの？ひょっとしてやきもちってやつ？」
何となく嬉しそうな遥に混乱したままの優愛は怒りに近い感情が込み上げてきた

「意味・・わけわかんない！！ペットって？小鳥って？飼ってるってなに？どんな関係なの？前聞いた時彼女じゃないって言ってたよね？」
とにかく思う限りを遥にぶつける

遥は驚いている

「何でおこるの？優愛もその一人じゃない」
その思いがけない一言に遥の左頬を思い切り叩いた

パチンと高く肌を打つ音が響いて、遥を押しのけ玄関から勢いよく飛び出した

瞳からはとめどなく涙があふれ落ちていく

当てはないけどとにかく遥の前から、今の気持ちから逃げ出したかった