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ヤンデレラビィ

第3章 俺の彼女(男)はヤンデレです[BL]


俺は今彼女…つっても男の修司に殺されそうだ



わかってると思うが俺達はゲイだ
この事は親にずっと黙ってたし、勿論友達にも黙ってた
でも修司は違った
変だといってもおかしくないかもしれない

なんたって高校入学して自己紹介の時間の時に俺の後ろの席の修司は

「ねぇ、君……ゲイでしょ」

俺は勿論普通の人の反応をした
「はぁ?」って
でも内心メッチャ焦ってた
なんだこいつ、いきなり……!?
でもいきなりあった奴にそんな事わかるはずない
そう思って冷静を努めた

でも修司はそんなことお見通しと言わんばかりの顔をしている

「僕ね、分かるんだよ
 僕と同じ人たちがね
 匂いがしてくるんだよ
 甘い匂いがさ
 だから君はゲイでしょ?」

そう修司は何の恥じらいもなくいった

その時はどうかしてた
思わず頭を上下に振っていた
すると修司は嬉しそうに微笑んだ
可愛らしい笑顔だった…………ハズだったのに
その裏に秘められたどす黒いものなんて知らずに……

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