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「なぁ…。ホントは修司、ゲイじゃないんじゃないの？」

「は？え、何いきなり。どーしたの？」

「…だってさ」

そこから今まで心の中にため込んでたものを一気に吐き出した
色んな事
ゲイなのかどうなのかとか
からかってるだけなのかとか
……俺のこと好きじゃないのか…ってこととか
その一つ一つに修司はただうんうん、と相づちを打ってくれた

全部吐き出した後俺はなぜか涙を流してた

(うわ……。なんで泣いてんだっ……)

恥ずかしくなって思わず身体ごと修司の目の前からずらす

「京夜……」

ｷﾞｭｯ……

「…ぇ？」

「ゴメン京夜。僕実はずっと京夜に黙ってたことあるんだ
あのね、僕ホントは京夜に一目惚れしてたんだ
でもこの事が分かったら京夜がどっか行っちゃう気がしてっ……」

「修司……」

「でももう安心できる。だって両想いってわかったんだから……。
だから……つき合って下さい」
　
「はい………！」

すごく嬉しくて２人して抱き合った
もうこれで何も怖いものはない
………そう思ったのに…………