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猫カノ

第2章 猫カノ

『根性なし』

夢の中の君が言ったのか
帰ってからの君が言ったのか
わからないけど

確かに聞こえた



カーテンから朝日が薄っすらと
射し込んでいる

いつもと同じ朝


でも、僕にとっては違う朝がきた

女の子にあんな事を言われちゃ、
男としては黙っていられない

アレが夢か、現実かわからないけど

僕のちっぽけなプライドが
僕を攻め立てるから

僕のありったけの想いを込めて


さぁ、君に伝えにいこうか



END

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