こんなにモテたっけ??
第7章 私の家 パート2
空「おじゃましま~す」
『適当に座ってて。
今からカレー作るから』
空「うん」
私は、手際よく材料を切った
あとは、ルーを入れて煮込むだけ。
空「いいにお~い」
空斗が台所に来た
空「何か手伝おうか?」
『じゃあ、お皿出して』
空「うん。…
これでいい?」
『いいよ。
ありがと』
何か夫婦みた~い。
なんて思ってたら…
空「夫婦みたいだね♪」
えっ…また心読まれた?
『あっ、うん…そうだね』
空「じゃあ、結婚する?」
ちょっとまって…
まだ中学生だよ。早すぎでしょ
適当にながしとけば大丈夫でしょ。
『う~ん…考えとくね』
空「じゃあ僕が一番に予約ね」
予約ねって、そんな何回も結婚しないし!
そんな話をしてたらカレーができた
『カレー出来たよ』
あとは、よそって完成!
『机に持っててくれる?』
空「わかった。」
『じゃあ、食べよっか』
空「うん!いただきま~す!」
『美味しい?』
空「うん!すごく美味しいよ」
その笑顔ちょー可愛いんだけど
これじゃあモテる訳だ
でもなんで彼女いないの?
『空斗ってさ、好きな人いないの?』
空「いるよ!」
いるんだ…
『えっ、誰?』
空「えっと、僕の目の前にいる人」
えっ…空斗の前って私だよね…
でも、そんなわけないよね
『嘘でしょwww』
空「ほんとだよ」
そんな真剣な顔されても…
空「彩夏って鈍感だよねww」
それ、どういう意味?
私って鈍感?
『なんで?』
空「それは、内緒♪」
話をしているうちに、二人ともカレーを食べ終わった
空「ごちそうさま」
『ごちそうさまでした』