こんなにモテたっけ??
第7章 私の家 パート2
私は、片付けを始めた
空「僕も手伝おっか?」
空斗は優しいな~ww
『いいよ、何かしてて。』
空「う~ん。
何しようかな?
……そうだ!
彩夏の卒業アルバム見して!」
うそっ!無理無理…
恥ずかしいし、絶対無理!
『それは無理!!』
空「なんで?
いいじゃんwww」
『恥ずかしいから!
絶対無理!!!』
空「おねがい♪」
だから、笑顔は反則だって…
あ~もう!
『……わかったよ…片付け終わったらね…』
空「じゃあ手伝うww」
『手伝わなくていいから…』
空「そう…
早く終わらしてね♪」
はぁ…
『痛っあぁっ』
空「どしたの!!!」
ボーッとしてたら包丁に気づかなくて指が刃先にあたって少し切れた…
『ちょっと切れただけだから。
心配しなくても大丈夫だよ』
空「見して」
声のトーン低い気がするのは気のせい?
『大丈夫だ…よ』
空「いいから」
『あ…うん…』
指を見せると
空「血、出てるじゃん」
いつの間にか、血がたくさん出ていた
『大した事ないよ…』
空「こんなに、血出てるのに…
指、貸して」
『ひゃっ…ぁ』
いきなり指を舐められて、ビックリした
『なにしてんの…?』
空「それより、痛くない?」
『少し痛いかな…』
やっぱり空斗は優しいな
空「救急箱どこにあるの?」
『その、棚の上だよ』
空「消毒する?」
どうしよう一応しとこかっな
でも、痛いしな…