続・捨て犬
第6章 ごめんな……エミ
玄関にカギをかけ
いつものように
俺は
エミの手を握った
広い通りに出ると
人通りも多く
ざわついている
その広い通りに出た瞬間
エミが
すっと
俺の影に隠れたのが
分かった
今日は
エミがソワソワしてたから
いつもより
早い時間に家を出たんだ
まだ時間あるよな
「エミ、寄り道しようか」
「え?」
俺は
エミを公園に連れ出し
今日もまた
ブランコに座らせた
「エミ、怖いか?」
「・・・少し・・」
「もしも・・・
もしも
お前が
誰かに見つかっても
俺は
エミを
はなさないから。
もし
連れて帰られても
必ず
連れ戻す。
絶対に
迎えに行くから
心配すんな」
そう言って俺は
エミの頬を
両手で包んだ
「迎えに・・来てくれるの?」
「あぁ」
「パパ・・・怖いよ?」
マジか・・
「俺は、怖くないよ」
めっちゃ怖いけど
迎えに行くよ
お前の為でもあるけど
エミ無しじゃ
俺が耐えられないから
いつものように
俺は
エミの手を握った
広い通りに出ると
人通りも多く
ざわついている
その広い通りに出た瞬間
エミが
すっと
俺の影に隠れたのが
分かった
今日は
エミがソワソワしてたから
いつもより
早い時間に家を出たんだ
まだ時間あるよな
「エミ、寄り道しようか」
「え?」
俺は
エミを公園に連れ出し
今日もまた
ブランコに座らせた
「エミ、怖いか?」
「・・・少し・・」
「もしも・・・
もしも
お前が
誰かに見つかっても
俺は
エミを
はなさないから。
もし
連れて帰られても
必ず
連れ戻す。
絶対に
迎えに行くから
心配すんな」
そう言って俺は
エミの頬を
両手で包んだ
「迎えに・・来てくれるの?」
「あぁ」
「パパ・・・怖いよ?」
マジか・・
「俺は、怖くないよ」
めっちゃ怖いけど
迎えに行くよ
お前の為でもあるけど
エミ無しじゃ
俺が耐えられないから