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続・捨て犬

第7章 怒ったり…しねぇよ?


セックスが終わってしまうと

丁寧すぎて
長い前戯に疲れたのか


飯も風呂も
まだなのに

エミは
俺にすがるようにして
眠ってしまった


俺は
エミの温もりを感じながら
煙草を吸い

自分の吐きだした
煙を見ながら


ずっと

ずっと


ぼんやりと考え事をしていた



一ヶ月後の

ホワイトデーのことを。




こんなに
頑張ってくれたエミに
お返しとか・・・






どーすりゃいぃんだ?





マジで。

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