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続・捨て犬

第10章 がんばりたい

エミの両手に
クリームを塗り終わると

俺は
エミを
背中から抱きしめ
煙草を一本
ゆっくりと吸った


どう説明すればいいのか

どう話せばいいのか


俺は迷っていた



どうして
エミが
あんなことを聞いたのか

その理由が
はっきり
分からなかったからだ

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