続・捨て犬
第14章 あたり
それから
俺たちは
昔
やんちゃ
やってたころの
話しをしながら
酒を飲んだ
エミも
クスクス笑いながら
話しを聞いていた
萩原と
こんな風に飲むのは
なんだか
久しぶりだった
やっぱ
いいな
なんか・・
お前、いいよ、萩原。
時間も遅くなり
萩原が帰ると言い出した
しかも
なんでか
送っていけ
とか言いだした
「そんな酔ってねーだろ~」
「いや、マジやばい
日本酒にやられた
ふらふらすっから
肩かせよ、カズマ」
「めんどくせ~~~」
って
言ってたら
エミが
俺にパーカーを
手渡した
どうやら
行ってこいって
言ってるらしい
エミも
萩原が
心配らしかった