続・捨て犬
第17章 最終章①・・・教会
「もう一回真っ白になるか?」
そう言いながら
俺はエミに熱いものを
摺り寄せながら
手を伸ばして
ゴムを探っていた
「カズマ…で……もっと」
「あぁ」
早く
早く入れないと
エミがまた
戻って来ちまう
朦朧とするエミを見ながら
ふとそんなことを思った
考える時間
思い出す時間
そんなもんがあるから
震えるんだ
そんなもんなければ
エミは
俺は
ずっと笑ってられんのに…
俺は
エミのわれめに
先端を押し付け
そして
ゆっくりと押入り
エミに根元まで
包まれた
あぁ…熱くて
たまんねぇ