続・捨て犬
第3章 近っ。
年末年始の休みが終わり
俺もエミも
仕事が始まって
数日が経った
エミは
相変わらず
萩原のパン屋でバイト
最近
念願だったパンも
焼けるようになっていた
でも家には
オーブンがなくて
エミが個人的にパンを焼く時は
お店か、由香ちゃんの
自宅のオーブンを借りなきゃ
いけなかった
オーブン…買ってやるかな…
「カズマ、遅れちゃうよ?」
「あ、あぁ、時間だな
行こうか」
「うん」
パン屋まで
手をつないで歩く
俺はもちろん
クリスマスプレゼントの
手袋をはめて
エミも由香ちゃんと
買い物に行って買ってきた
可愛らしい手袋をしている
お互い
手袋をしてると
繋いでる手の握りがあまくて
なんか……しっくりこない
もっと、ギュッて握りたいのに。
時々、手のひらを
指でくすぐって
エミを笑わせたりしたいのに。
なんも出来なくて
つまんねぇ
あ〜…早くあったかく
なんねーかなぁ〜…
俺もエミも
仕事が始まって
数日が経った
エミは
相変わらず
萩原のパン屋でバイト
最近
念願だったパンも
焼けるようになっていた
でも家には
オーブンがなくて
エミが個人的にパンを焼く時は
お店か、由香ちゃんの
自宅のオーブンを借りなきゃ
いけなかった
オーブン…買ってやるかな…
「カズマ、遅れちゃうよ?」
「あ、あぁ、時間だな
行こうか」
「うん」
パン屋まで
手をつないで歩く
俺はもちろん
クリスマスプレゼントの
手袋をはめて
エミも由香ちゃんと
買い物に行って買ってきた
可愛らしい手袋をしている
お互い
手袋をしてると
繋いでる手の握りがあまくて
なんか……しっくりこない
もっと、ギュッて握りたいのに。
時々、手のひらを
指でくすぐって
エミを笑わせたりしたいのに。
なんも出来なくて
つまんねぇ
あ〜…早くあったかく
なんねーかなぁ〜…