無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「なんだよー
腹減ってんのにさー」



「俺と…

俺とエミからも…

話があるんだ」



そこまで伝えて
エミに目をやると

エミは
涙を拭い
ゆっくりと頷いて

俺を見つめた


それから俺は
一度大きく息を吸い込み
エミの手を握りしめて
二人で席を立った


その時
カフェは


妙に

静まり返っていた



「あれから…

あれからエミと
色々話をして

俺達も決めたことがあって…


あの…



これから先

どんなことが
起こるかわからないけど


俺達


結婚することに決めました！


エミの歳のこと
ずっと騙してて
すみませんでした！！

いっぱい
迷惑かけるかも知れないけど
これからも
よろしくお願いします！！」