続・捨て犬
第4章 おいで、してやるから。
仕事から帰ると
いつものように
エミが玄関までやってくる
「ただいま」
「おかえりなさい」
ちゅっ…。
軽いキスをすると
エミは
微かに笑って
満足そうにするんだ
大丈夫。
俺は毎日
ちゃんと帰って来るから。
今日は、由香ちゃんは
来てないらしいな…
「カズマ、お腹空いた?
ごはんにする?」
台所の鍋をかき回しながら
エミが俺に聞いた
「どーしよーかなぁ
いい匂いだな
今日なぁに?」
って、エミに近づくと
「萩原さんに教えてもらった
煮物作ったの
あんまり…自信ないの…」
と、うつむきながら
鍋を心配そうに見ている
エプロンをしたエミを
後ろから
そっと抱きしめ
「まずくても食うよ
最初は誰だって
失敗するんだからな
心配すんな」
エミは、ちっちゃい声で
うんって言って
また鍋をかき回した
そんなエミの
エプロンの中に手を入れ
小さな胸を触ると
エミは
「カズマ、危ないから…」
と、左手で
俺の手をつかんだ
あ……なんだろ……
とまんねぇ
ガスを止めて
エミの持ってるお玉を奪い
流しに置くと
俺は
後ろからエミを抱きしめ
胸を触りながら
股間に手をやった
寒くて
服をいっぱい着てるから
もどかしい
けど、まさぐる手は
とまんなくて
エミの髪に
顔を埋めながら
せわしなく
エミの身体を
さわりまくった