続・捨て犬
第4章 おいで、してやるから。
「どーしたんだよ、これ!」
「痛いの」
「当たり前だろ?
なんで、早く言わないんだよ…
もう、なんでも
自分でしなくても
いーんだぞ?
相談とか
困ったこととか
俺に言えばいいのに…
こんなになるまで
かわいそうに…」
エミの手は
荒れて
ガサガサで
所々血がでていた
なんで
俺、こんなになるまで
気づかなかったんだよ…
「ごめんな…エミ。
気付いてやれなくて…」
そう言って
エミの両手を
俺の手で包んだ
手をつなぐ時は手袋してて
風呂も
最近一緒に入ってなかった
エミはまだ
目で話す癖があるから
俺は
エミといるとき
顔ばかり見るようになってた……
めちゃくちゃ痛そう
それなのに
俺が甘えたいって
言ったから
俺の髪やカラダ
風呂で洗ってくれたりして
……エミ…
「痛いの」
「当たり前だろ?
なんで、早く言わないんだよ…
もう、なんでも
自分でしなくても
いーんだぞ?
相談とか
困ったこととか
俺に言えばいいのに…
こんなになるまで
かわいそうに…」
エミの手は
荒れて
ガサガサで
所々血がでていた
なんで
俺、こんなになるまで
気づかなかったんだよ…
「ごめんな…エミ。
気付いてやれなくて…」
そう言って
エミの両手を
俺の手で包んだ
手をつなぐ時は手袋してて
風呂も
最近一緒に入ってなかった
エミはまだ
目で話す癖があるから
俺は
エミといるとき
顔ばかり見るようになってた……
めちゃくちゃ痛そう
それなのに
俺が甘えたいって
言ったから
俺の髪やカラダ
風呂で洗ってくれたりして
……エミ…