ずっと好きって
第4章 こんな自分が…
「ほらまゆっ!話しかけておいで‼」
そんなことを言いながらまゆを押すけど、本当は近寄らないでほしい。
…他の子と話してるとこを、笑顔で見るなんて、そんなの今の私はできない。
でも…できなくさせたのは自分だから…矛盾しちゃいけない。
そんな思いをバネに、私はさらに強くまゆを押した。
「きゃっ!…ぁ…よ、よお!」
「…よう?ww」
目の前で笑いあってるまゆと裕太。
…ヤキモチ…焼けた。
「ちょっちょっとぉ…ゆこぉ~」
「あははっ!2人とも超お似合いだったよぉ」
…もう、どうにでもなれ