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ずっと好きって

第6章 ウワサ


「ゆこちゃ~ん」


私の腕をぎゅっとつかむ女の子。


「あ、なに瞳子~」


この子の名前は、瞳子。とうこ。

2年と…4年…が一緒だったかな?結構仲がよかった。


「図書室、一緒に行こう!」

「んーいいよぉー」


瞳子が私の腕をつかんだまま、一緒に教室を出た。そして、階段を上って図書室へ。


…ん?


「なんで図書室なんかにきたの?」


瞳子は女子の中で1番なんじゃないかと思うくらい、頭がバカ。


本だって読んでいるところを見たことがないし、持ってなさそうだし…。

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