無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

｢ん････････｣





目を醒ますと見慣れない天井があった。



喉がカラカラで、
腰はものすごくだるくて。




｢目さめた？｣




声の主は黒井だった。



｢ここ････｣




｢俺の家。｣



なんでここにいるのか･･･
僕にはまだわからなかった。


｢ごめんね？無理させちゃって。｣



僕は今までの事を思い出して、思わず赤面する。


｢でもね･････君がいけないんだよ？｣


｢えっ？｣



｢君、本物のルルーそっくりなんだもん。｣



そっくり････かな？

なんだか嬉しい。



｢でもさ･･･｣


｢？？？？？｣



｢まだまだ躾が足りないから････｣


｢黒井････さん？｣



表情が･･････

とても冷たい･････




怖い････




思わずドアに向かって走り出す僕。


ジャラッ

｢いたっ！｣



なにこれ･･･！？



僕の足首には鎖。
ベットに繋がれて、ドアまで届かない。


｢これ！なんのつもり？｣

今までないくらい大きな声で僕は黒井に怒鳴った。



｢まだ･･････躾が足りないみたいだね････
猫語･････使わなきゃ････ねっ？｣





僕は

大変な場所に････




足を踏み入れてしまったようだ･･･











躾はこれから･････






完