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愛憎

第104章 15日

あの日は、朝から
美しい貴女を想い出していた

桜の花散る
頭上を飛行機は
唸りを上げて
散り急ぐ空に 向かう


あの日
朝から美しく晴れ渡る雲を
かき分けて
僕は
この国と貴女を想い
幸せを感じながら
塊と共に
消えてしまいました


いま
あなたは幸せなんでしょうか?
いま
あなたは
わたしを想い出してくれてますか?


あなたを
選び
共に歩いた事を
散り散りになっても
胸に残っています


会いたい

もう一度
巡り会えると
信じて



旅立つ
僕を、、、、、、

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