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愛憎

第15章 歪んだ太陽

いつの日から
あたしは…

孤独だった…?


黒い雲は
厚く拡がり
あたしを包む


冷たい雨と歪む愛情

片方の靴を探して
歩くあたしを
雨は容赦なく打ち付ける


歪んだ太陽

手の中で踊る金魚
生きるか
死ぬかわ


あたし次第


つかみかけた
歪んだ太陽


あたしの指をすり抜けた

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