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愛憎

第74章 僕等

君が歌う
柔らかな声を奏で
美しく揺れる
髪を僕は
見つめる

手が届きそうな距離で
もどかしいくらい
目が合うのに

君は波のように
寄せてわ返すよ、、、


冬の星座
流れて消える
薄い毛布にくるまり
君の肩から僕は空を見上げる
降り注ぐ
淡い月光
僕等は
溶けてしまうんじゃないかと
君をきつく抱きしめた


何処か遠く
君を連れて生きたい

すべてが眩しい未来を
君と分かち合い
進んで行こうよ


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