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愛憎

第93章 想い出は雪の結晶

チクタク
チクタク
進む秒針


退屈な日常に
繰り返す
不規則な日々


君を忘れる事なんて
出来るはずがない


まだ、番号は消せないまま
あの日のまんま


真っ白い雪を君は
何処で見上げてるの?


怖いくらい退屈な教室に
うっすら笑う
表面だけの人達


君は
いつも
どう感じてるの
遠くなって
会えずにいるけど


幸せなのかって
考えたりする


空から降る
この雪を
君は誰と見上げてるの


2人には
もどれないけど


君を忘れられずに


思い出は
綺麗なまんまなんだけど


この雪を君は誰と感じてるの

歩く夜の街は
独り身には
寂しすぎるけど


綺麗な白い結晶がキラキラと
舞い降りて
君との想い出が
リピートされていくんだ

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