テキストサイズ

狂愛カレシ

第1章 初めての彼氏


そしてあっという間に授業が終わり、帰宅部のあたしはそのまま家に帰る。


その帰り道で少し先に京くんの姿が見えた。



京くんだ!


…学校終わったのかな?



高ぶる気持ちを抑えながら、京くんの方に向かう。


「京く…」


そして名前を呼ぼうとしたら…



「京!」



突然現れた、京くんの彼女さんの声によってかき消された。


思わず近くの建物の影に隠れてしまう。



なんで彼女さんが…


もしかしてこれからデートとか?



ズキン…


胸が段々と痛みだす。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ