テキストサイズ

狂愛カレシ

第1章 初めての彼氏

そっと胸に手を当てる…


やだな…

やっぱり目の前で見ちゃうと辛い。


あたしは居心地の悪さにそのまま帰ろうとした。



「何でなのよ!!」


ビクッ


その時、京くんの彼女さんの大声で足がとまる。



…何?


ケンカ?



気になってひょっこりと覗いてみる。



そこにはいたって冷静な表情の京くんと、怒りに顔を歪めた彼女さんが何やらもめていた。



痴話ゲンカにも見えるけど、明らかに様子がおかしい…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ