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君と僕の空【BL】

第1章 兄ちゃんと僕

『ほらー泣かないの』

「だってっ…うっ…僕のあいすぅ…」

『兄ちゃんのやるから。ね?』

「半分こっ…してよぉ」

『そうだね』

優しい兄ちゃん

カッコいい兄ちゃん

暖かい兄ちゃん

笑顔な兄ちゃん

僕のなかでの兄ちゃんは
とても大きい物になっていた。

大好きだった兄ちゃんが変わったのは
僕が中1の時。

兄ちゃんは高2だった。

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