テキストサイズ

トラウマあり

第3章 紅葉花色高等学校

駅から学校まで、徒歩5分

でも、私は走って行くところがある。
そこは、体育館裏の水道場。

朝から男を触ってしまったから、そこで手を洗わないといなくて、それが毎朝・・・。

「おはっよ!」

全力で走っていたら水道場の後ろから人が出てきた。

「わ~~~~」

つい、叫ぶ。

「おはっよ。朝から元気だね」

「・・・おはよ。別におどかさなくていいと思うのは気のせい?」

まぁ、憎しみこめて言う。

「え~~。だって面白くないじゃん」

・・・この子は、幼なじみの花井京子[ハナイ ミヤコ]

私の秘密を知ってる人・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ