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トラウマあり

第3章 紅葉花色高等学校

「翔は、毎朝大変だね~」
「・・・うん。まぁね。」

「・・・また自分と重ねちゃったの?」

「う・・・」
私は、昔のことを思い出して涙目になった。

「あーごめん」

京子は、反省したように謝った。

・・・また気を使わせちゃった・・・

こんな自分を治したいのに、治らない。
もう、自分のことが嫌いになりそう。

「翔、自分を嫌いになっちゃだめだよ。私がずっとそばにいるから。」

ほんとに、泣きそうになる・・・
嬉しすぎて・・・

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