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もしも、君を愛せたならば

第31章 俺の失敗

「そいつの事・・・好きなの?」



「違うッ・・・
 そんなんじゃナイからッ!!
 
 うッ・・ううッ・・



 アタシ・・・
 お酒飲んでて・・・

 気づいたら・・・

 あぁ~もぉッ・・なんで・・・
 
 アタシ・・・」




「んな事聞いてねーよ!!

 俺と・・・
 どーしたいんだよ・・・」



「やだ!!!
 別れたくないッ・・・
 
 うー・・・・うッ・・

 やだぁ・・
 うッ・・やだよぉ・・・ッ・・

 お願い・・・・
 バイトも辞めるからぁッ・・」



俺は、
亜矢がそう言って
少しホッとした。

俺だって別れるつもりは無い。



けど、その日は
頷くわけでもなく、
ただ亜矢が泣き止むのを待って
家まで送ってった。


家に着くころには
夜中の2:00を過ぎてて

でも俺は
一睡もしなかった。

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