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DEATH SHOP

第2章 いざ、入店

店に入ろうとしたとき、大哉が気付く。

「ここのドア、手動だ」

「本当だ」

拓磨が少しびっくりして答える。

それもそのはずだ。ショッピングモールなどは、自動ドアが主流のこの時代に、手動のドアなんてないだろう。

「昔からある店なんだろう。人もいっぱいいそうだし」

海人が明るい口調で答える。

そうして四人は恐る恐る手動のドアを開けた。

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