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DEATH SHOP

第3章 1F ~Normal area~

「十一時だ」

優真が手元の腕時計をみて言う。

すると


ジリリリリリリリ!


突然の音に離れ離れの四人は同時にびっくりする。

アナウンスが流れた。

<<十一時です。ゾンビを投入します。1Fは弱ゾンビ、3Fは強ゾンビを投入します>>

「まじかよ…」

海人が消えそうな声で言う。

するとゾンビニ体が前から大哉と海人のほうに寄ってきた。二人の足が止まり、震える。

ふと大哉が気づく。

「左のゾンビの胸のあたりが光ってるぞ!」

「宝玉じゃないか?」

「ゾンビが持っていたのか!」

海人は勇気を出し一歩踏み出す。そして宝玉に向かって飛びかかった。

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