テキストサイズ

アンタしか。

第2章 起



「じゃあ僕これで帰りますので。さようなら」

「あっ、ちょ、待って!」


どうしよう、あたし、変なのかも。


山内を……食べたい。


「あたしが女を教えてあげようか」


「…結構です」


…やっぱりな。


でもここまで言ってしまった以上、もう引き下がれなかった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ