2人の男の攻略法②
第1章 新たな告白
いつも通りの日々が戻ってきた。
雪も、翔も、圭も。
みんなで仕事。
今日はテレビ出演の為、テレビ局に来ていた。
収録も終わり
帰りの準備をしていた雪に、
翔と、圭が声をかけた。
「雪、ちょっと話があるんだけど。」
「うん。なに?」
「目、つむって?」
翔に促され
雪は思わずドキッとする。
まさかこんなとこでキス?
思わずそう思っていると、察知した圭がプッと吹き出した。
「アハハッ!雪、わかりやすいなぁ!」
「えっ?何が?」
翔も続いて笑いだす。
「こんなとこで、チューなんかしないよ〜!
したいのは山々だけど(笑)」
「そっ、そんなこと思ってないよ!」
「まぁまぁ!いいから目つむってよ!」
雪はふくれながらも素直に目を閉じた。
「手だして?」
「はいはい。」
チャリッ