2人の男の攻略法②
第5章 ココロ
「後悔・・・しない?」
「ん・・しない・・
だから・・・抱いて。」
グズグズになった顔をあげて雪がキスをねだる。
翔が優しく唇を重ねると、雪の震える唇が少しだけ開く。
開いた隙間から静かに舌を滑り込ますと翔は優しく雪の舌を舐める。
二人がキスをしている合間に圭は雪の服を脱がしていく。
優しく、優しく・・・
雪を怖がらせないように。
上半身を裸にしてしまうと、圭は小さく赤く尖った乳首を舌でペロペロと舐めはじめた。
久しぶりに感じる二人のぬくもり。
いいようのない安堵感。
「ん・・ふ・・・ぁ・・
翔・・・もっと・・」
「うん。いくらでも・・・
雪が望むなら・・・」
深く唇を重ね、ちゅくちゅくと音をたて舌を絡ませる。
雪の頬はしだいに紅潮しはじめ甘い声が漏れる。
圭は片手で乳首をコリコリとこねると、もう一方の乳首を甘噛みする。
「あ、あっん・・
きも・・ちいい・・圭・・はぁ」
「可愛いよ・・雪。
ずっと触りたかった・・
今日は・・やめてって言うまで・・ずっと弄ってあげるから。」
「やめてなんて・・言わない・・
して欲しいから・・いっぱい、して欲しいからぁ・・」