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2人の男の攻略法②

第1章 新たな告白

龍は執拗に雪の弱いところを攻める。

じゅぷじゅぷ


「も・・・・・・ゆるして・・・ん・・・はぁ・・・・・りゅうさん・・・・・あっ」


「そんなにエロい顔で許してって言われても、説得力ないよ?もっと弄ってって言ってるみたい。」


じゅぷっ



龍は一番奥まで指を沈めると、動きを止める。


「雪くんのアナル・・・・・俺の指締め付けてる・・・・・・イキそうだった?指動かして欲しい?」


「やぁ・・・・・・ちが」

雪は首を横にふるふると振る。

「ふーん。」


ちゅく・・・・

ぢゅぷ・・・・・・・


龍は意地悪く指を動かす。

雪は指を求めるように、思わず腰を揺らしてしまう。

「ん・・・・ぁ」


「腰揺らしちゃうのに、認めないの?頑固だね。」


「りゅうさん・・・・・許して。僕・・・・・ん・・・好きな人が・・・・・いるから。」


ちゅぽっ・・・・


龍は指を抜くと、雪の顔を自分の方へ向けた。


「好きな人って、どっち?翔くん?圭くん?」


「どっちもです。」


雪は真剣な表情で龍を見つめる。
龍もまた真剣な目で雪を見る。



「雪君はずるいね。2人は納得してるの??」


「ちゃんと・・・・話してますから。」


龍は雪の顎を持ち上げると、厳しい顔で雪を睨み付けた。



ビクッ

雪はあまりの迫力に肩を震わす。


「雪くんはいつか痛い目みるよ。・・・・2人と同時に付き合うなんて、ただの浮気じゃん。」




「なんで・・・・・!なんでそんなこと龍さんに言われなきゃならないんですか?!」



シュル・・・・


ふいに手の拘束がとかれて雪はバランスを崩しながら床にしゃがみこむ。

「翔くんと圭くんの気持ち・・・・・・少しは考えてみたら。雪くん、結構残酷なことしてるよ?」




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