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恋愛ごっこ

第1章 病院で見かけた少女

俺が頷くと少女はパイプ椅子を指差し


た。


座れという意味だろう。


「で、その条件って何だ?」


俺は気になって尋ねた。


「今とってもお金がいるの。」


やっぱ、金か!?


「そしたら、ある人があたしのことを


を受け入れてくれて、あたしに生きて


ほしいと願う人がいるなら、お金を


払ってくれるって言ってるの。」


「ふーん。で・・・?」


「だから、あんた、あたしの恋人にな


りなさい。」


「・・・・・・は?」


「だ・か・ら、今日からあんたはあた


しの恋人よ。」


・・・・・・えええええぇぇぇぇ!!


嘘だろ~!!!!

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