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恋愛ごっこ

第2章 恋人ごっこ

 空は晴れ渡っていた。


眠いな・・・。


そんなことを考えながら俺は学校に向


かっていた。


俺も森山みてーに入院したいな。


まあ、授業は気がついたら終わってい


るからいっか。


さて、と。


病院行くか。


俺はそう思い教室を出た。


現在時刻は午前11時。


これなら昼までにはあいつの所に行け


るだろう。


あいつとは、もちろん彼女のことであ


る。


なんでも、『今日その金持ちが来るか


ら、あんた彼氏役やりなさい。』との


ことだ。


はあ、まったくめんどくさいことに


なった。

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