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『はぁ………』


朝から疲れたよ。


私は、席に着くなり大きなため息をついた。


「ちさっっ！！」


すごい勢いで真奈美がやってきた。


『あ、真奈美おはよう』


この子は、木下真奈美。


高校はいったばかりの時にできた友達！


「ちょっとあんた、嶋津琥と一緒に登校したって本当なの？大丈夫？けがしてない？」


どうやら琥君と私が一緒に登校した事が、すでに知れ渡っている。