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狼彼氏!?

第2章 人気者


『う、うん。すごいね』

私は、女子の群れに囲まれる琥君を見ながらそう答えた。


「すごいねって、彼女なら嫌じゃねーの?」


別に嫌じゃないけど…


そもそも好きで付き合ってる訳じゃないし。


『やっ…なんていうか…』


私が、答えに困っていると…


「あーもう、うぜーから離れろ!!」


琥君が周りの女子に怒りだした。


「琥ったらヒドイ~~」


「おい鳩!さっさと教室行け」


突然琥君は、私にそう言った。


『あ!はい』


私は、そう一言答え教室へ向かった。


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