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「あれ？……ちささん？…ちささんっすよね？」


どうやら私の他にも始業式に出ずに屋上に居た人が居たようだ


私は、振り返りその人物を見た


『あっ…』


この人は、確か……


琥と瑛君の友達…


なんて名前だったかな？


「ヤスっすよ～忘れるなんてちささん、ひどいっす」


そう…靖君だ。


『ご…ごめん。』


「そんな冗談っすよ！あっ！琥さんは？？琥さんも一緒じゃないっすか？」


『……………』


靖君は、まだ知らないんだ。


私たちが別れたこと