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狼彼氏!?

第21章 【可愛いあの子】



「はい…これ、絆創膏……使って?」


その女の子は、俺に何枚もの絆創膏を差し出した


この子……俺の事怖くないのか?


『あ…ありがと』


俺がお礼を言うと彼女は、微笑んで…

少し恥ずかしそうに


「私よく転ぶから、たくさん持ってるの」


そう言われ俺は、彼女の脚をそっと見た


よく転ぶと言うのは、本当のようだ


膝に1枚絆創膏が貼られていた


『ほんとだなっ…お前よく転ぶみたいだな』


俺は、自然と笑顔になった


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